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Transparent Anchor

あの日の感覚を言葉に紡ぎました。

昨年末、「自然にはじかれないためには」「動植物のように佇むためには」という問いに対する一つの答えを受け取り、私の踊りは次なるフェーズへと向かいました。

身体の変容と故障をきっかけに、意識は「細胞の隙間へ重力を流し込むこと」へ。 荒崎の地で私は、重力に導かれるままに動き出す肉体を、ただ内側から見つめていました。

自己の深淵を探るような実験的な試みを受け入れ、見守っていただける喜び。 そして、私の内的な感覚と、観てくださった方の感応が一致するという神秘。 それはまさに、目に見えない「共振」が生んだ作品でした。

あの日、自然は私にこう語りかけてくれました。 「根を深く。流れに乗り、形は気にしなくていい」と。

ここで踊り始めて4年。始まりの時とは別人のような今を生きていることに、この地が持つ強い力を感じずにはいられません。 この歩みがどこへ辿り着くのか、静かな期待と共に進んでいきたいと思います。

心からの感謝を込めて。

蜜月稀葵

Transparent Anchor

 
この土地の切り立った岩場は
テラの力強い隆起の記憶

細胞と細胞の隙間へ流れ込む重力
腰椎は錨のように
このカラダは器
しかし、この器に形はなく
空間との境界線は
受動の拡張により溶けていく

私の輪郭が消え、
景色の一部になる


2026年3月29日


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「サイトウマサミツ展」ー空飛ブ水ノモノガ来タ!ー



イラストレーター、サイトウマサミツさんの作品展示とライブドローイング、歌 TeNさん、ピアノ 大前チズルさんによるセッション、内藤里永子さんのストーリーテリング、土染めアーティスト小渕ユタカさんとのコラボレーションのワークショップも楽しめる5日間でした。


photo by Keita Ikeda

捉えきれない、大きな大きなものをいただきました。
なんという日々だったんだろう。。と。

既に 旅が始まっているのだな。。
そんな実感が湧いてきています。

たくさんの
素敵な出会い
おもしろいお話と
体験
素晴らしい日々を
ありがとうございました。

サイトウマサミツ

風強く雲に覆われて月はまったくでした。水平線上に漁船の小さな灯りです。とにかく薄暗くて手元ははっきり見えなくて、結構なスピード感で描いてます。上がりは帰ってから初めて確認できました。白い波が暗さに映えて次々と猛烈なスピード感、怖いくらいでしたけど神秘的で捉えるのに必死なのとワクワクと。。そんな感じでした。

サイトウ マサミツ
雪の降った翌日、真夜中のスケッチ

べんがらすなの朱
生きた藍
焼かれて土も黃
黒焼竹
貝の白
乳鉢に生まるる海のいろ
あなたとわたしとあなたで輪をくもう
みつめあえば目も染まる
肩をゆらせばまいたちて
笑えばふりまく
ひかりつぶ

俊太郎 所感

三日月の舟に、長い櫓を漕ぐ、丸い頭と三角のスカートの女の子。
これは、私たちが、うみゆうどの建築の修復に取り掛かった翌日に、私が観たビジョンとほぼ同じ。
荒崎の沖合いから漕いで来ました。
サイトウマサミツさんは、この絵を、何十年も前から、色々な絵の端々に描いておられたそうです。


    今井 芽

「サイトウマサミツ展」ー空飛ブ水ノモノガ来タ!ー


2月14日(土)、2月15日(日)
2月21日(土)、2月22日(日)、2月23日(祝)開催


Special content 1

サイトウマサミツさん、歌TeNさん、ピアノ 大前チズルさんによる音楽とライブドローイングセッション15内藤里永子さんのリーディング

サイトウマサミツ @masamitsusaitou
歌:TeN @ten_1111
ピアノ:大前チズル @chizurubis
ストーリーテリング:内藤里永子(15日)

2月14日、15日 午後2時〜開催

cafe
14日 ・・・f.-on
15日・・・ f.-on

…………………………………

Special content 2

イラストレーターのサイトウマサミツさん、土染めの小渕裕さんによるワークショップ「和紙にベンガラで描く」

サイトウマサミツ @masamitsusaitou
小渕ユタカ @yutakaobuchi

2月21日、22日午後1時〜午後4時開催

cafe
21日 ・・・by Yohei Tanaka
22日・・・f.-on
////

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波乗り船の音のよきかな

Photo by Koji Suga

Photo by Keita Ikeda

Photo by Keita Ikeda

Photo by Keita Ikeda

Photo by Keita Ikeda

ピアノ響く舟、曇り空も見守る行方
音の余波は轍になって透けてゆくこの海
いま、包まれる わたしたち ともに

琵琶の鳴る荒磯、夕日が笑ってさざなみ立つ
唄声はいにしへにとどく
遠い平家の昔語 生まれるまえの故郷

この日、演奏会がひらかれた
ふたりの音はどこにいったのか
耳にした音楽 ほつれぬまま
思い出すたびに目を覚ます


 

俊太郎 所感

Photo by Koji Suga

Drawn by Chiharu Miura

Drawn by Chiharu Miura

Photo by Yuma Yamamoku

波乗り船の音のよきかな

海辺を進む
辿り着いた目の前には
湧き出る水と草花に囲まれた
静かに佇む一隻の舟
遠い記憶と先の光へと導かれ
風に運ばれ こころ満ちる航海
ありのまま共に揺られて

【ピアノ】 上柿絵梨子 
【琵琶】  石引康子


【food】 松長美絵子
【drink】 楚白 津島有紀
【菓子】武山ふみえ

2025年12月6日開催

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Harmony Triptych

鼓動をめぐる即興演奏会

Photo by Keita Ikeda

Harmony Triptych 
鼓動をめぐる即興演奏会

片山柊(pf)× 加藤優花(perc)
@syukatayama
@yk______87

荒磯の海・空風そよぐ草の原・舟を象る社
三つの場に満ちる音のインプロビゼーション

■受付・案内人:泊木俊太郎 @tomarigi_shuntaro
■お茶菓子販売:武明子
■写真撮影:池田敬太
■動画収録:長島勇輝 @2022longisland

2025年10月19日(日)開催

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いのちの被膜 (予告編)

協力:稲本智、今井芽、松井由記
制作:山口源兵衛、松井至

1人1着しか着る物がなかった時代、衣(ころも)はその人の魂そのものだった。京都の帯問屋の10代目・山口源兵衛は、地方で取り壊される家々から子ども服の古着を蒐集し、100年以上前の衣の向こう側に当時の情景を幻視する。

「生まれてくる子のために全部、母が縫ったわけでしょ」

親族一同の着物の継ぎはぎでできた衣。分厚く刺し子された足袋。透き通る絽の着物は色鮮やかで、いまも持ち主の佇まいを彷彿とさせる。衣は、人間が自然に包まれながら生活の全てを自らの手で作っていた近代以前の生の在り方を語りかけてくる。


本編の上映を企画中です。ここ、うみゆうど周辺で撮影されたシーンもあります。

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くさぐさ(種種)の夏至の会

Photo by Keita Ikeda

⚫︎内藤里永子 朗読

⚫︎ヒノタネヒノカケラ 
キャンドル、植物のしつらえ
@hinotane_hinocaquela
@matsuya.kajuen.garage

⚫︎ノワイヨ 植物の蒸留、薬草酒
@_noyau

⚫︎さいとうともこ ピアノ 竪琴

⚫︎蜜月稀葵 踊り
@marea_mizuki

⚫︎泊木俊太郎 朗読
@tomarigi_shuntaro

⚫︎f.-on お菓子
@akkofon


2025年6月21日開催